①痛くない麻酔に努めています
当クリニックでは、麻酔時の痛み・不快感を最小限にする工夫をしています。
- 表面麻酔:従来のゼリー状の表面麻酔ではなく、テープ式表面麻酔の ペンレスを用います。
- 針の太さ:注射針も31Gという細針を使用しています。
- 電動注射器(オーラスター)
麻酔時の痛みは注射針を刺す時の痛みと麻酔液を注入する時の痛みがありますが、これは注入圧を低圧で一定のスピード注入できるため、痛みをほとんど感じさせません。低圧であるため組織へのダメージが少なく処置後の不快感がほとんどありません。
②なるべく削らないようにしています
歯を一回削るにつれ歯の寿命は短くなってしまいます。
そのため、当クリニックでは最小限度の切削ができる専用のバーを用いて、虫歯の部分だけを削ります。
また、詰め物も切削量が増えてしまう金属でなく、極力レジンという歯の色に近い白い樹脂を詰めます。一日で処置は完了します。
ただし、大きい虫歯では金属によって修復します。
一日目は虫歯の部分だけを削り、型取りをします。二日目に金属のかぶせものが入ります。
※かぶせものは、保険内だけでなく陶器や金を使用したかぶせもの・詰め物があります。
③深い虫歯の場合でもなるべく歯の神経は残します(Doc's Bestセメント)
虫歯菌に犯された軟化象牙質はすべて取り除くのが原則ですが、虫歯の進行が深いケースでは、軟化象牙質をすべて取ると歯髄が出てしまう場合があります。
歯髄がでてしまうと、神経をとる治療が必要となりますが、神経を取ってしまうと、歯を木に例えると枯れ木で、もろくなり、折れやすくなります。
このDoc's Bestセメント銅イオンを主とした天然ミネラルで作られており、銅の殺菌力を利用して虫歯菌を殺菌して歯を無菌化させます。
また、軟化象牙質の再石灰化を促し、高い確率で歯髄を温存することができます。
再石灰化まで、約1年間の経過観察を行います。
尚、このDoc's Best Cements法は保険治療が適用されません。
1歯・・3,300円(税込み)
《Doc's Bestセメント 利点》
- 抗生剤などの薬物を含有しておりませんので、薬物アレルギーの心配がありません。
- 天然ミネラル成分によって歯質が再生し、虫歯で柔らかくなってしまった歯質を再石灰化します。
- 活性化した銅イオンが象牙細管に作用して、長期間にわたり殺菌作用が持続します。
- 必要以上に歯を削らないので、神経を残せる可能性が高くなります。
(※ただし、症状に応じて薬効が効きにくいことがあります)
《注意点》
以下のような症状がある場合はドックスベストセメントの効果が低くなるため、 神経を取る可能性が大きくなります。
- 何もしなくてもズキズキ痛む
- 噛んだり叩いてみるととても痛い
- 夜間にひどく痛む
- 熱いものがしみる